歩く街へ「柏の葉ウォーカブルデザイン」
柏の葉アーバンデザインセンター(UDCK)のディレクターとして柏の葉ウォーカブルデザインガイドラインをまとめました。
UDCKや千葉大学、三井不動産と共同で約1年の間、健康まちづくり部会として検討を進めてきました。
以下本文より抜粋。
健康寿命の延伸のためには、身体活動を高めることが有用です。身体活動を高めるために、日常生活の中での街歩きに注目しました。魅力的な体験や景観に溢れ、居心地のよい快適な街では、ウォーカビリティ(歩きやすさ)が高められ、知らず知らずのうちに街歩きを楽しみ、歩行量が増えると考えられます。
柏の葉国際キャンパスタウン構想では、目標5 として、「健康を育む柏の葉スタイルの創出」を掲げ、歩行環境の充実を示しています。そこで、ウォーカビリティの向上と関連が示されている国内外のエビデンスや事例を集め、まちづくりの具体的手法を整理し、柏の葉版のウォーカブルデザインガイドラインをまとめました。また、今後のまちづくりの参考・指針とするべく、具体的なエリアを想定し、ケーススタディをまとめました。本パンフレットでは、「柏の葉ウォーカブルデザインガイドライン」でまとめられた、8つの基本方針、40 の具体的手法、ケーススタディについて紹介をしています。